科学研究部の 片岡 章雅 助教が惑星科学会で2020年度最優秀研究者賞を受賞しました。

詳しくは以下のページをご参照ください。

国立天文台:https://www.nao.ac.jp/news/topics/2021/20211029-award.html

惑星科学会:https://www.wakusei.jp/~bestpr/for_all/prize/bestpr-2020/review-research.html

天文シミュレーションプロジェクト : https://www.cfca.nao.ac.jp/pr/20211029JSPS

今年の 「三鷹・星と宇宙の日2021」 (オンラインで開催) では,科学研究部は YouTubeライブで行われる”オンラインサイエンスカフェ”を開催します。皆様のご視聴をお待ちしています。

開催概要

*開催日時*
2021年10月23日(土) 

*場所*
YouTubeライブ

オンラインサイエンスカフェ

科学研究部では宇宙の様々な謎に挑む最先端の研究を行っています。そんな最先端研究の一端を研究者自身が紹介します。YouTubeライブで4つの講演を行います。コーヒーや紅茶を飲みながら気軽にお楽しみください。

場所:YouTubeライブ
参加方法:YouTubeライブ 接続情報 への接続でご参加ください。

時間 講演者 タイトル YouTubeライブ接続情報
11:30 – 11:50 大神隆幸 ブラックホールがSFの世界から実在へ 終了しました
12:00 – 12:20 中島王彦 銀河の観測で迫る宇宙の歴史
14:30 – 14:50 原田ななせ 宇宙間の変な化学~星誕生過程での物質進化~ 終了しました
15:00 – 15:20 小久保英一郎 太陽系って普通なの?

関連リンク

三鷹・星と宇宙の日 2021

科学研究部

2021年8月23日から8月26日にかけてオンラインで開催された第51回天文・天体物理夏の学校の星・惑星形成分科会で、総合研究大学院大学の 土井 聖明 さんオーラルアワード第一位を受賞しました。

天文・天体物理若手夏の学校は、毎年天文学を研究する若手研究者が日本全国から集まり、総勢300名を上回る参加者が講演や議論を行う、若手にとって非常に重要な研究会になっています。

土井さんは、「ダスト移流成長シミュレーションに基づく原始惑星系円盤HD 163296のダストリング形成機構の推定」というタイトルで講演を行いました。

(2021年10月 公開)

第51回天文・天体物理若手夏の学校アワード受賞者

7月27日より 「The Isotopic Link from the Planet Forming Region to the Solar System」が開催されます。

詳しくは、以下をご覧ください。

Website: https://sites.google.com/view/mini-workshop-on-isotopic-link/home

5月18日 「NAOJ Science Workshop W50/SS433研究会」開催されます。

詳しくは、以下をご覧ください。

Website: https://sites.google.com/view/w50-ss-433/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0

科学研究部では、部内の研究内容を紹介し、大学院へ進学希望の学生の方へ情報提供を行う目的で、大学生を対象に以下の日程でオンライン・オープンハウスを行います。以下のように参加者を募集いたします。

申し込みはこちら
3/10まで申込みを延長します。

■日時:2021年3月12日(金曜日) 9:20 – 15:30

■プログラム*多少の変更の可能性があります。

午前の部:科学研究部スタッフの研究紹介(1人10分)

各教員の研究内容の詳細はこちらのファイルをご覧ください。

9:20-9:30 趣旨説明
9:30-9:40 守屋尭「超新星爆発の多様性と恒星進化」
9:40-9:50 滝脇知也「超新星爆発のシミュレーションとニュートリノ、重力波シグナル」
9:50-10:00 Maria Dainotti ‘Gamma-Ray Bursts correlations to reveal their emission mechanism and as cosmological tools’

10:00-10:10 町田真美 「ブラックホールと宇宙磁場」
10:10-10:20 大内正己「大望遠鏡で探る宇宙の歴史」
10:20-10:30 中島王彦「遠方銀河の観測で迫る宇宙再電離」
10:30-10:40 浜名崇「国立天文台における宇宙論研究」

(10分休憩)

10:50-11:00 原田ななせ 「分子でのぞく隠れた銀河の中心の活動」
11:00-11:10 川邊良平 「ミリ波サブミリ波で見る星・惑星系の形成現場」
11:10-11:20 中村文隆 「ALMA観測と数値シミュレーションを駆使した大質量星と星団の形成メカニズム」
11:20-11:30 岩崎一成「数値流体シミュレーションで探る星間媒質から星への進化過程」

11:30-11:40 野村英子 「惑星系形成領域における物質進化:惑星系における水と有機分子の起源」
11:40-11:50 片岡章雅 「ダスト数値計算とALMA観測から探る惑星形成」
11:50-12:00 小久保英一郎 「惑星系をねらえ!」
12:00-12:10 藤井友香 「系外惑星の真の姿に迫る」


午後の部:各スタッフとの個別面談(13:00 – 15:30)

zoomのブレイクアウトルームを利用した個別面談を行います。詳しくは参加者向けにアナウンスします。

■申し込み締め切り: 3月10日
オンラインで開催いたしますので、事前登録が必要です。下記URLよりフォームで、ご登録ください。

申し込みはこちら
3/10まで申込みを延長します。

皆さまのお近くに興味を持ちそうな方がいらっしゃいましたら、情報を展開していただければ幸いです。また、個別に質問等ありましたら、以下のヘルプデスクで対応します。

ヘルプデスク:
川邊 (ryo.kawabe###nao.ac.jp)、富阪 (kohji.tomisaka###nao.ac.jp
###部分を@に置き換えてください。 

★科学研究部では私たちの研究活動を知ってもらうため、以下のようにパンフレットを作成しました。お楽しみいただければ幸いです。

https://sci.nao.ac.jp/docs/Division_of_Science_Pamphlet2020.pdf

更新履歴
2020/3/9 申し込み延長およびプログラムを変更
2020/3/6 申し込みフォームを締切
2020/3/1 講演タイトルおよびスタッフ研究紹介ファイルを修正
2020/2/9 講演タイトルおよびスタッフ研究紹介ファイルを修正
2020/2/8 講演タイトルおよびスタッフ研究紹介ファイルを追加

科学研究部の 古家 健次 特任助教が惑星科学会で2019年度最優秀研究者賞を受賞しました。詳しくは以下のページをご参照ください。

https://www.wakusei.jp/~bestpr/for_all/prize/bestpr-2019/review-research.html

2020年度の三鷹・星と宇宙の日(国立天文台三鷹キャンパス特別公開)は10月24日にオンラインでおこなわれます。新型コロナウィルスの感染防止のためです。メインページは以下になります。

https://www.nao.ac.jp/open-day/2020/
ここでWeb番組が10:00から18:30までライブ配信されます。
Youtubeとニコニコにも動画が流れる予定です。
科学研究部, CfCAからは大内さんと片岡さん,小久保さんが出演します。

スケジューリングは以下のようになっています。

11:00-12:00 星と惑星      片岡章雅
17:00-18:00 天の川銀河を超えて 大内正己、小久保英一郎

また、科学研究部では私たちの研究活動を知ってもらうため、以下のようにパンフレットを作成しました。お楽しみいただければ幸いです。

https://sci.nao.ac.jp/docs/Division_of_Science_Pamphlet2020.pdf

以下はtennet:19063の転載です。

国立天文台研究会「星の錬金術から銀河考古学へ」
 ウェブサイト: https://sites.google.com/view/rp2020

<期日> 2020年10月26日(月)から10月29日(木)まで

<場所> 国立天文台三鷹キャンパス+オンライン(リモート接続がメイン)

<言語> 基本的には日本語ですが、英語での講演も歓迎いたします。

<参加費> なし。

<参加登録> 10月23日(金)まで、講演の申し込みは、*10月19日(月)*まで。
https://sites.google.com/view/rp2020/registration

<開催趣旨>

2017年8月、連星中性子星合体からの重力波観測と電磁波によるキロノヴァ/マクロノヴァ
の観測(マルチメッセンジャー観測)を契機に、rプロセスを起こす天体現象としての
連星中性子星合体の理解は飛躍的に進展しています。宇宙における金などの重い元素の
起源を探るrプロセスの研究は、天文学の様々な分野への関連をますます深め広がっています。

本研究会では、天体でのrプロセスや他の元素合成に注目しつつ、銀河の化学進化を
メインテーマにします。宇宙(天体)における元素合成と銀河の進化に関する観測や
理論の話題から、あるいは物理素過程に関する理論と実験の話題まで幅広い内容を
対象にします。

<テーマ>
– 宇宙での元素合成
– 星の進化と超新星
– 宇宙・天体での元素組成
– 高エネルギー天体
– 銀河の形成と進化
– 宇宙・天体核物理
– データベース(核データ・元素組成データ)

<招待講演>

石垣 美歩(国立天文台) ー 「Origin of metals in old Milky Way halo stars」
今井 伸明(東京大学・CNS) ー 「不安定核の中性子捕獲率測定プロジェクト」
井上 進(理化学研究所) ー 「高エネルギー天体・ガンマ線バーストとrプロセス」
大内 正己(国立天文台/東京大学) ー 「銀河形成の観測的研究の現状と課題ー元素合成の観点からー」
岡本 崇(北海道大学) ー 「銀河形成シミュレーションで探る化学進化」
黒田 仰生(AEI・MPI)ー「超新星の爆発のメカニズムと元素合成」
須田 拓馬(東京工科大学) ー 「AGB星でのs-process元素合成と星の元素組成データベース」
竹内 努(名古屋大学) ー 「Chemical Evolution of Galaxies: the Cosmic Alchemy from Noble Metals to Dust」
千葉 柾司(東北大学) ー 「ガイア後の銀河系ハローの動力学構造(仮)」
冨永 望(甲南大学) ー 「超新星爆発と元素合成」
西村 俊二(理化学研究所) ー 「不安定核から探るランタノイド元素合成の謎」
平井 遼介(Monash 大学)  - 連星進化(仮)
藤林 翔(AEI・MPI) ー 「連星中性子星合体後の円盤からの質量放出」
仏坂 健太(東京大学・RESCEU)ー 連星中性子星合体とキロノヴァ(仮)
松野 允郁(Groningen 大学) ー  「銀河系の building blocks の化学組成の観測」
横山 哲也(東京工業大学) ー 「隕石の重元素同位体異常にまつわる最近の話題」
Haozhao Liang(東京大学) ー 「Towards systematic and consistent nuclear data inputs for astrophysical r-process with Bayesian approaches」
和南城 伸也(AEI・MPI) ー rプロセス元素合成と銀河化学進化(仮)

<世話人>
青木 和光(国立天文台)、久徳 浩太郎(京都大)、滝脇 知也(国立天文台)、
田中 雅臣(東北大)、辻本 拓司(国立天文台)、西村 信哉(理化学研究所)、
林 航平(東北大)、平居 悠(理化学研究所)

<主催・後援>
  – 国立天文台(主催)
  – RIBF理論研究推進会議
  – 計算基礎科学連携拠点 (JICFuS)

<<問い合せ>>
ご不明な点があれば、ウェブサイトの登録フォームか
e-mail( nobuya.nishimura _at_ riken.jp )にお問い合わせください。

2020年8月24日から8月27日にかけてオンラインで開催された第50回天文・天体物理夏の学校の各セッションにおいて、総合研究大学院大学の竹村英晃さんオーラルアワード第一位を、東京大学の山崎雄太さんがオーラルアワード第二位を、東京大学の辰馬未沙子さんがオーラルアワード第三位を、それぞれ受賞しました。

天文・天体物理若手夏の学校は、毎年天文学を研究する若手研究者が日本全国から集まり、総勢300名を上回る参加者が講演や議論を行う、若手にとって非常に重要な研究会になっています。

竹村さんは星・惑星形成分科会にて、「オリオンA分子雲の分子雲コアの質量関数で探る星の形成シナリオ」というタイトルで講演を行いました。

山崎さんは銀河・銀河団分科会にて、「銀河の確率的モデリングと大規模サンプリングで探る元素存在量確率分布の銀河進化」というタイトルで講演を行いました。

辰馬さんは星・惑星形成分科会にて、「原始惑星系円盤でのガス流が引き起こす高空隙ダストの自転による破壊」というタイトルで講演を行いました。

(2020年9月 公開)

第50回天文・天体物理若手夏の学校アワード受賞者

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