2023.4.7 人事情報

2023年度の人事異動

このページは2023年度の間随時更新されます。

着任した方


郡 和範 さん

○高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 理論センター 准教授

着任の挨拶: 素粒子論における力の統一理論の新理論を用いて、宇宙のはじまりと高エネルギー天体で起こる謎を明らかにする理論研究を行ってきました。国立天文台では、素粒子的宇宙論、重力理論、マルチメッセンジャー天文学の観点から国立天文台の将来計画を用いて基礎科学を明らかにするための方法を提言して行きたいと思っております。キーワードはッグバン元素合成,ダークマター,初期宇宙のインフレーション,重力波,宇宙初期の量子ゆらぎ,ブラックホール,ニュートリノ,宇宙マイクロ波背景放射,21cm線放射,バリオン数生成,ダークエネルギー,宇宙線,ガンマ線,降着円盤,などです。


馬場 淳一さん

○鹿児島大学天の川銀河研究センター 特任准教授 (※ クロスアポイントメント雇用のため、10/1以降も50%所属)

着任の挨拶 : 天の川銀河の形成進化過程の解明を目指して、特に銀河動力学と星間媒質進化の研究をしてきました。主にスーパーコンピュータを駆使した大規模N体/流体シミュレーションの手法を用いて理論研究をしていますが、ここ数年は、位置天文観測衛星Gaiaの位置天文カタログの解析や、Gaiaデータとシミュレーション結果の比較に基づく研究も大きなウェイトを占めています。天の川銀河研究を軸に、銀河形成から惑星形成まで様々な分野の研究者の方々と議論できるのを楽しみにしております。


高橋 亘 さん

○東北大学天文学専攻・特任助教

着任の挨拶 : 質量の大きなものから小さなものまで、近傍のものから宇宙最初期のものまで、幅広く(節操なく)、恒星の構造進化や星内部の元素合成を調べています。これまでは主に自分で開発している数値計算コードを使った理論研究をおこなってきましたが、国立天文台に所属する諸分野の専門家のみなさんとぜひ協働して、既存の枠にとらわれない新しくて面白いサイエンスを行なっていきたいなと考えています。


柏野大地 さん

○名古屋大学高等研究院(理学研究科兼務)・YLCフェロー

着任の挨拶:宇宙史を通した銀河の進化と形成について、主に観測を用いて研究を行っています。最近は特に宇宙再電離における銀河の役割を解明するために、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡などを用いて遠方銀河の観測を行っています。国立天文台では、様々な分野の研究者の方々と議論できるのを楽しみにしています。よろしくお願いします。


田川寛通 さん

○コロンビア大学天文学専攻、JSPS fellow

着任の挨拶 : 活動銀河核円盤内に埋まった星やコンパクト天体の力学進化やこれらの天体からの様々な放射の特徴の計算、高赤方偏移天体の形成進化などについて研究を行ってきました。国立天文台にて様々な研究を行っている皆様と議論できることを楽しみにしております。


大野和正さん

○カリフォルニア大学サンタクルーズ校 ポスドク研究員(海外学振)

着任の挨拶 : 系外惑星大気中での雲形成・光化学・観測可能性などの研究をしています. 最近はこれらの研究に加えて, 大気観測から過去の惑星形成過程を制限する枠組みの構築にも取り組んでいます. 様々な分野の研究者が在籍する国立天文台で議論が深まることを楽しみにしております. よろしくお願いします.


森正光 さん

○東京大学 駒場宇宙科学ループ 特任研究員

着任の挨拶 : 超新星爆発やそこから放出されるニュートリノ観測についての研究を行っています。国立天文台では、様々な専門の方が在籍していらっしゃるので議論が深まることを期待しています。


森寛治 さん

○福岡大学爆発天体研究所 ポスドク研究員

着任の挨拶 : 超新星爆発や恒星などの天体現象を用いて、アクシオンのような新しい物理を探索する方法を研究しています。天文学と素粒子物理学の境界分野ですが、天文学の広い領域の専門家が集結する研究所だからこそできることがあると思いますので、ぜひとも皆様と議論させていただきたいと思います。


木村真博 さん

○東京大学大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻 博士課程 (2020/4/1~2023/3/31)

着任の挨拶 : 惑星形成について,数値計算を用いて研究しています.現在は,モデル計算の結果と系外惑星の観測データとを統計的に比較する手法を確立し,惑星形成理論の検証を行うことを目指しています.惑星だけでなく様々な分野の方々と議論できるのを楽しみにしています.よろしくお願いします.


日下部晴香 さん

○ジュネーブ大学ジュネーブ天文台/ ポスドク研究員 (海外学振)

着任の挨拶 : 銀河の形成と進化を観測的に研究しています。ここ数年は銀河のガス貯蔵庫である銀河周辺物質(CGM)に着目しており、広視野面分光装置(VLT/MUSE)を活かして近傍から遠方まで銀河のCGMのmappingをしています。着任後は天文台の皆さんと幅広く研究のことから日常のことまでお喋りできたら嬉しいです。天文台の近くのお勧めスイーツがありましたらぜひ教えてください。2歳の娘(ポメラニアン)と1歳の息子(人間)の育児に奮闘中です。


Suchetha Cooray さん

○名古屋大学 素粒子宇宙物理学専攻 博士課程(2020年10月1日〜2023年3月31日)

着任の挨拶 : I use simulations and observations with machine learning to study galaxy formation and evolution. Looking forward to meeting all of you!


五十嵐太一 さん

○千葉大学融合理工学府先進理化学専攻(宇宙物理学研究室)博士後期(2019/04~2023/03)

着任の挨拶 : ブラックホール周囲の降着流の輻射磁気流体シミュレーションを用い、X線連星や活動銀河核で観測される状態遷移を調べています。分野が違う方との議論を楽しみにしています。宜しくお願いします。


三杉佳明 さん

○鹿児島大学 プロジェクト研究員(2022年7月-2023年4月)

着任の挨拶 : 私はフィラメント状分子雲における分子雲コアの角運動量の進化に注目して研究しています。国立天文台にはさまざまな研究分野の方が在籍しているので、皆様との議論を通して研究の幅を広げられればと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。


異動した方


田川寛通 さん

〇国立天文台 特任助教 (-2023/9/30)

〇Shanghai astronomical observatory, Research associate professor (2023/10/01-)

異動の挨拶 :
短い間でしたが、大変お世話になりました。様々な研究をされている方々と接することができ、充実した期間を過ごすことができました。今後とも交流などさせていただけいると嬉しいです。


瀧哲朗さん

〇東京大学 特任研究員 (2023/04/01-)

〇国立天文台 特任研究員 (-2023/03/31)

異動の挨拶 : 4年半の永きにわたって大変お世話になりました.ようやく対面でお会いする機会が増えてきた矢先の異動となり少し残念ですが,幸いなことに (?) 次の職場は比較的近所なので,また天文台を訪問する機会もあるかと思います.その際にはぜひ議論や雑談などにお付き合いください.今後ともどうぞよろしくお願いいたします.


野沢貴也さん

〇就職


加藤恒彦さん

〇立教大学大学院人工知能科学研究科 特任教授

異動の挨拶 : 長い間4D2Uプロジェクトでお世話になりました。ありがとうございました。今後も可能な範囲で Mitaka の開発を続けていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。


小林将人さん

〇ケルン大学 物理学科 日本学術振興会・海外特別研究員


千秋元さん

〇高知工業高等専門学校 ソーシャルデザイン工学科

異動の挨拶 : 1年という短い間でしたが大変お世話になりました。おかげさまで星形成・惑星形成など分野を問わず様々な方々と交流できたことを嬉しく思います。天文台からは少し離れたところに移ってしまいますが、今後も研究を続けて参りますので、ぜひまた研究会や研究打ち合わせなどでお会いしましょう。


Jian, Jaingさん

異動の挨拶 :


WANG, Feiさん

〇PhD student of University of Chinese Academy of Science

異動の挨拶 :Last year Ph.D. student at the University of Chinese Academy of Science.
I am seeking an accurate characterization of exoplanetary atmosphere via multiple observational techniques.