科学研究部の 古家 健次 特任助教が惑星科学会で2019年度最優秀研究者賞を受賞しました。詳しくは以下のページをご参照ください。
https://www.wakusei.jp/~bestpr/for_all/prize/bestpr-2019/review-research.html
2020年8月24日から8月27日にかけてオンラインで開催された第50回天文・天体物理夏の学校の各セッションにおいて、総合研究大学院大学の竹村英晃さんオーラルアワード第一位を、東京大学の山崎雄太さんがオーラルアワード第二位を、東京大学の辰馬未沙子さんがオーラルアワード第三位を、それぞれ受賞しました。
天文・天体物理若手夏の学校は、毎年天文学を研究する若手研究者が日本全国から集まり、総勢300名を上回る参加者が講演や議論を行う、若手にとって非常に重要な研究会になっています。
竹村さんは星・惑星形成分科会にて、「オリオンA分子雲の分子雲コアの質量関数で探る星の形成シナリオ」というタイトルで講演を行いました。
山崎さんは銀河・銀河団分科会にて、「銀河の確率的モデリングと大規模サンプリングで探る元素存在量確率分布の銀河進化」というタイトルで講演を行いました。
辰馬さんは星・惑星形成分科会にて、「原始惑星系円盤でのガス流が引き起こす高空隙ダストの自転による破壊」というタイトルで講演を行いました。
(2020年9月 公開)
科学研究部の守屋尭助教が第9回自然科学研究機構の若手研究者賞を受賞しました。授賞式は6月14日に予定されておりましたが、コロナ禍のため残念ながら中止となりました。詳しくは以下のページをご参照ください。
また、守屋さんの受賞理由や研究内容については以下をご参照ください。
詳しくは以下をご覧ください。
https://www.nao.ac.jp/news/topics/2020/20200319-award.html
詳しくは以下のURLをご覧ください.
科学研究部のLuo, Yudong さん (写真の左から3番目)が ANPhA Young Scientist Award を受賞しました。Yudongさんは東京大学の博士課程1年に所属しています。彼は15th International Symposium on Origin of Matter and Evolution of Galaxies (OMEG)のポスターセッションで上記の賞を受賞しました。OMEGは京都大学の基礎物理学研究所で7月2日から5日に開かれました。
OMEGは分野横断的な研究会で原子核物理を中心としつつも、素粒子物理や天文学、天体物理学など多くの分野の研究者があつまる研究会です。名前の通り元素の起源や銀河の進化についての研究を広く議論します。
Yudongさんは 彼の最新の研究結果である ‘Primordial Magnetic field and Its Impact on BBN’についてポスター講演をしました。
OMEG15 ANPhA Young Scinetist Award
2019年7月30日から8月2日にかけて豊橋(愛知)で開催された第49回天文・天体物理夏の学校の各セッションにおいて、東京大学の山崎雄太さん(写真左)がオーラルアワード第一位を、総合研究大学院大学の竹村英晃さん(写真右)がオーラルアワード第二位を、それぞれ受賞しました。
天文・天体物理若手夏の学校は、毎年天文学を研究する若手研究者が日本全国から集まり、総勢300名を上回る参加者が講演や議論を行う、若手にとって非常に重要な研究会になっています。
竹村さんは星・惑星形成分科会にて、「オリオンA分子雲の高密度領域内外における高密度コアの質量関数」というタイトルで講演を行いました。
山崎さんは銀河・銀河団分科会にて、「重元素組成比の時間進化に関する理論計算」というタイトルで講演を行いました。
(2019年8月 公開)
2019年5月26日から5月30日にかけて千葉の幕張メッセ国際会議場で開催された日本地球惑星科学連合(以下、JpGU)2019年大会の宇宙惑星科学セクションにおいて、東京大学博士課程一年生の辰馬未沙子さんが学生優秀発表賞を受賞しました。
JpGUは、宇宙惑星科学、大気水圏科学、地球人間圏科学、固体地球科学、地球生命科学などを幅広く扱う連合大会で、毎年数多くの口頭発表、ポスター発表が行われています。辰馬さんは宇宙惑星科学セクションの惑星科学セッションにおいて学生優秀発表賞にエントリーし、「付着N体計算で探るダスト集合体の引張強度」というタイトルで口頭発表を行いました。その結果、審査を経て学生優秀発表賞を受賞しました。宇宙惑星科学セクションでは辰馬さんを含め11名が受賞しました。
惑星は、数キロメートルの微惑星が集まってできたと言われています。しかし、微惑星の形成過程にはまだ多くの謎が残っています。その謎を解き明かすため、太陽系に残存する微惑星の生き残りである彗星や小惑星への探査が盛んに行われています(例:ロゼッタやはやぶさ2)。その結果、引張強度など物質の特性すらも明らかになってきました。そこで辰馬さんらは、このような物質の強度から微惑星の形成過程を探るため、数値計算によって微惑星形成途中のダスト集合体の引張強度を求めました。
今回の受賞について、辰馬さんは「身に余る光栄です。15分という限られた発表時間の中でこの研究の意義と成果を伝えるために一生懸命準備をしたので、努力が認められてとても嬉しいです。今後とも一層研究に励んでいきたいです」と述べています。
(2019年8月19日掲載)