科学研究部は、理論と多波長観測、マルチメッセンジャー天文学といった、分野の垣根を超えた融合研究により、天文学の知の地平線を広げることを目指し、2019年に新たに設立されました。国立天文台のスーパーコンピュータや大型観測装置を活用して、個人の自由な発想に基づく研究を花開かせ、世界第一線の天文学研究を行うことを目標としています。現在、院生や研究員、スタッフを合わせて約60人程度の研究者が、理論、観測を問わず幅広い手法で、惑星系から宇宙論まで、様々な階層の天体を対象として、世界最先端の研究成果をあげています。