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超新星中の原始中性子星を星震学で診断

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重力崩壊型の超新星爆発は光以外にもニュートリノや重力波を放出する.それらを検出することがその爆発機構の解明につながると考えられている.

科学研究部の祖谷元 研究員や滝脇知也 助教らのグループは星震学と呼ばれる手法を使って超新星爆発中に作られる原始中性子星の振動モードを解析した.その結果,重力波放出に普遍的に寄与すると思われるモードの後期フェイズが原始中性子星の基本振動(f-mode)とも解釈できると発見した.このモードはこれまで表面重力モード(surface g-mode)と解釈されていた.

この重力波の周波数から原始中性子星の半径や質量の情報が抜き出せると期待されているが,どちらのモードなのかでその推定が違ってくる可能性がある.今後より多くのモデルでの解析や星震学の手法のアップデートが求められる.

2019/07/29


Reference:
Sotani, Hajime; Kuroda, Takami; Takiwaki, Tomoya; Kotake, Kei,  Physical Review D, Volume 99, Issue 12, id.123024 [ADS], [PRD]

Contact:
祖谷元 [orcid]
滝脇知也 [personal website]

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