以下はtennet:19063の転載です。
国立天文台研究会「星の錬金術から銀河考古学へ」
ウェブサイト: https://sites.google.com/view/rp2020
<期日> 2020年10月26日(月)から10月29日(木)まで
<場所> 国立天文台三鷹キャンパス+オンライン(リモート接続がメイン)
<言語> 基本的には日本語ですが、英語での講演も歓迎いたします。
<参加費> なし。
<参加登録> 10月23日(金)まで、講演の申し込みは、*10月19日(月)*まで。
https://sites.google.com/view/rp2020/registration
<開催趣旨>
2017年8月、連星中性子星合体からの重力波観測と電磁波によるキロノヴァ/マクロノヴァ
の観測(マルチメッセンジャー観測)を契機に、rプロセスを起こす天体現象としての
連星中性子星合体の理解は飛躍的に進展しています。宇宙における金などの重い元素の
起源を探るrプロセスの研究は、天文学の様々な分野への関連をますます深め広がっています。
本研究会では、天体でのrプロセスや他の元素合成に注目しつつ、銀河の化学進化を
メインテーマにします。宇宙(天体)における元素合成と銀河の進化に関する観測や
理論の話題から、あるいは物理素過程に関する理論と実験の話題まで幅広い内容を
対象にします。
<テーマ>
– 宇宙での元素合成
– 星の進化と超新星
– 宇宙・天体での元素組成
– 高エネルギー天体
– 銀河の形成と進化
– 宇宙・天体核物理
– データベース(核データ・元素組成データ)
<招待講演>
石垣 美歩(国立天文台) ー 「Origin of metals in old Milky Way halo stars」
今井 伸明(東京大学・CNS) ー 「不安定核の中性子捕獲率測定プロジェクト」
井上 進(理化学研究所) ー 「高エネルギー天体・ガンマ線バーストとrプロセス」
大内 正己(国立天文台/東京大学) ー 「銀河形成の観測的研究の現状と課題ー元素合成の観点からー」
岡本 崇(北海道大学) ー 「銀河形成シミュレーションで探る化学進化」
黒田 仰生(AEI・MPI)ー「超新星の爆発のメカニズムと元素合成」
須田 拓馬(東京工科大学) ー 「AGB星でのs-process元素合成と星の元素組成データベース」
竹内 努(名古屋大学) ー 「Chemical Evolution of Galaxies: the Cosmic Alchemy from Noble Metals to Dust」
千葉 柾司(東北大学) ー 「ガイア後の銀河系ハローの動力学構造(仮)」
冨永 望(甲南大学) ー 「超新星爆発と元素合成」
西村 俊二(理化学研究所) ー 「不安定核から探るランタノイド元素合成の謎」
平井 遼介(Monash 大学) - 連星進化(仮)
藤林 翔(AEI・MPI) ー 「連星中性子星合体後の円盤からの質量放出」
仏坂 健太(東京大学・RESCEU)ー 連星中性子星合体とキロノヴァ(仮)
松野 允郁(Groningen 大学) ー 「銀河系の building blocks の化学組成の観測」
横山 哲也(東京工業大学) ー 「隕石の重元素同位体異常にまつわる最近の話題」
Haozhao Liang(東京大学) ー 「Towards systematic and consistent nuclear data inputs for astrophysical r-process with Bayesian approaches」
和南城 伸也(AEI・MPI) ー rプロセス元素合成と銀河化学進化(仮)
<世話人>
青木 和光(国立天文台)、久徳 浩太郎(京都大)、滝脇 知也(国立天文台)、
田中 雅臣(東北大)、辻本 拓司(国立天文台)、西村 信哉(理化学研究所)、
林 航平(東北大)、平居 悠(理化学研究所)
<主催・後援>
– 国立天文台(主催)
– RIBF理論研究推進会議
– 計算基礎科学連携拠点 (JICFuS)
<<問い合せ>>
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