天文学の研究を体験しませんか?
国立天文台科学研究部春の学校は、大学の冬休み期間に開催する学部生向けの研究体験イベントです。 大学院において天文学の研究を検討している大学生を国立天文台三鷹キャンパスに招待し、各コースに分かれて一週間程度の期間で研究体験を行います。 コースは研究テーマごとに分かれており、各コースには数名の教員や大学院生・ポスドク研究員がつきます。
大学院生として科学研究部で研究する方法
各教員は総研大または東大を通して大学院生を受け入れています。 教授・准教授・助教は主指導教員となれます。 科学研究部の教員一覧はこちら。 全教員が総研大天文コースの教員ですが、一部の教員は東大の天文専攻または地球惑星専攻で主指導教員として学生を受け入れています(2023年度、中村・小久保が天文専攻、生駒が地球惑星専攻)。 東大天文専攻および地球惑星専攻の指導教員一覧はこちらとこちら。 東大から受け入れている教員は基本的には総研大を通した学生の主指導教員になれません。 各教員の受け入れ大学院の説明はこちらも参照
この機会を大学院進学における参考に利用していただければと思っています。 皆様の積極的な応募をお待ちしています!
開催概要
主催
期間
2024年2月19日(月)〜22日(木)
場所
研究体験の内容
募集人数
-
コースにより異なるが、各コース数名程度。
-
応募者多数の場合は選考を行い、1月中旬に結果をe-mailにてお知らせします。
交通費・宿泊費
- 予算の許す範囲内で、旅費を補助します。
- 遠方からの参加の方に限り、交通費および宿泊費を拠出します。
- 近郊にお住まいの場合は毎日公共交通機関で通っていただく必要があります。
- 予算に限りがありますので、一部の参加者には旅費を補助できない場合があります。
- 補助額は国立天文台の規定に準拠します。
過去のスクール
過去の参加者の体験記
2023/12/13 記載
- 実習は始めて触れることがほとんどで、あまりのついて行けなさに少ししんどさを感じる時はありました。そういった実力不足や解析の苦労と、結果から色々なことが分かるようになる面白さの両方を味わえたのは良い経験になりました。(学部2年、原始惑星系円盤コース)
- 演習の途中で講義が挟まることで、詰まっている部分の再考察ができました。演習は難しい部分もありましたが、様々な方面から検討、議論する体験につながりました。実際の研究に近いことをさせていただけたため、今後のモチベーションも上がりました。(学部2年、惑星大気コース)
- 研究されるレベルにより近い内容を経験できたという意味ではとても良い経験になったと思います。難しすぎて嫌になったというよりは、難しすぎてもっとあと1週間くらいやっていたかったという感じでとても楽しかったです。(学部4年、超新星コース)
- 毎日新しいことを知ることができ、さらに先生方ともたくさんお話をすることができたので、本当に参加してよかったと感じました。また、個人的にはシミュレーションに非常に興味を持ったので、現在軌道計算などのシミュレーションを自分でコーディングしてみています。(学部2年、超新星コース)
注意
- 総研大主催の各種イベント(国立天文台スプリングスクール/サマーステューデント/アジア冬の学校)とは別のイベントです。
世話人
- 片岡 章雅、高橋 亘、菊田 智史、木下 真一、神原 祐樹、播田實 りょう太、吉野 碧斗