コンテンツにスキップ

各コースの説明

  • コース内容は変更されることがあります。
  • 一部のコースでは、共同で講義を行うことがあります(現在確認中です)
  • 受け入れ人数については旅費補助ができる範囲とは異なる可能性があります(予算の都合上、受入人数全員を補助できない場合があるという意味です)

コース一覧

1.惑星形成コース

2.系外惑星コース

3.恒星・惑星コース

4.ブラックホール天体の活動コース

5.銀河・宇宙進化コース


1. 惑星形成コース

惑星はどのように誕生するのだろうか。天文学においては、N体計算や流体シミュレーションを駆使した理論計算のみならず、ALMA望遠鏡等による観測やその物理・化学モデリングなど、様々な手法を駆使して惑星形成の謎に迫っている。本コースでは各日ごとにテーマを設定し、様々な角度から惑星形成の研究のエッセンスを紹介し、体験してもらう予定である。

担当教員

ポスドク・大学院生等

  • 神原 祐樹
  • 北出 直也

スケジュール

  • 2/17(月) 惑星形成におけるダストの合体成長(片岡)
  • 2/18(火) 原始惑星系円盤の化学(野村)
  • 2/19(水) 原始惑星の形成・惑星系の進化(小久保)
  • 2/20(木) 惑星によるギャップ形成の流体力学(岩崎)
  • 2/21(金) 原始惑星系円盤の観測予測(片岡)

* 進行具合によっては最終日は予備日とする


2. 系外惑星コース

この銀河は惑星であふれている。目には見えないし、望遠鏡を向けてもそのまま見えるわけではないが、わずかな惑星のシグナルを捉えモデルと付き合わせることで、その多様性と傾向が少しずつ明らかになろうとしている。このコースでは、講義を通じて系外惑星研究の最前線に触れながら、惑星大気スペクトルのシミュレーションや実際のデータの解析を体験する。

担当教員

  • 藤井 友香 *コース責任者

ポスドク・大学院生等

  • 大野 和正
  • (奥谷彩香)
  • Chanoul Seo

3. 恒星・惑星コース

夜空にまたたく恒星、その恒星のまわりを公転する惑星、そのどちらも自身の重力でガスやダストが集まり球状に分布した構造を持っている。このコースでは惑星および恒星の構造を理論的に解析していく。その共通点と相違点に注目し、恒星・惑星にみられる多様性の起源を理解することを目指す。

担当教員

  • 高橋 亘 *コース責任者
  • 生駒 大洋

受入人数

  • 約5名

参考ウェブサイト

https://starevol.wixsite.com/kohtakahashi


4. 宇宙ジェットコース

宇宙ジェットは、中心天体から双極に噴出するプラズマ流で、原子星から活動銀河中心核まで、様々なスケールの天体で観測されています。中心天体の重力エネルギーを回りの空間に再分配する役割を持つジェットについての基本的な解説と、数値計算を用いたジェット伝搬の簡単な実習を行う予定です。

担当教員

  • 町田 真美

ポスドク・大学院生等

  • 五十嵐太一

受入人数

  • 2-3名

5. 銀河・宇宙進化コース

2022年から科学観測を始めたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)は、これまでになく高い感度の観測を赤外線域で達成し、銀河に基づく宇宙進化の研究に飛躍的な進歩をもたらしている。このコースでは、JWSTの最新の観測データを用いて初期の宇宙の銀河や超巨大ブラックホールを探る研究を行う。

担当教員

ポスドク・大学院生等

  • 柏野 大地 (国立天文台)
  • 日下部 晴香(東京大学/国立天文台)
  • 西垣 萌香(総研大5年一貫4年生)
  • 清田 朋和(総研大5年一貫1年生)
  • 武田 唯(総研大5年一貫1年生)

TA

  • 西垣 萌香
  • 清田 朋和
  • 武田 唯

受入人数

  • 2-3名程度

スケジュール

  • 2/17(月)午後
    • 講義:観測で明らかにする銀河と宇宙の進化
    • 実習:課題発表と議論、観測データの解析
  • 2/18(火)
    • 講義:最先端観測研究I
    • 実習:観測データの解析
  • 2/19(水)
    • 講義:最先端観測研究II
    • 実習:観測データの解析と結果の考察
  • 2/20(木)
    • 実習:観測データの理論モデルに基づく理解、研究発表準備
  • 2/21(金)
    • 実習:研究発表準備、研究発表、議論