東野圭吾『クスノキの番人』(実業之日本社)

(2024年4月読了)

 普段はあまりミステリやファンタジーは読まないものの、たまたま家にあったので読んでみた。
 盗みをやって逮捕された主人公が、弁護士費用と示談金の代わりとして、不思議な力をもつクスノキの番人に任命される話。クスノキの機能と制約をうまく使って状況を打開していく手つきがミステリっぽかった。
 作者は直木賞を受賞している有名な作家で、著作が100冊以上あるらしい。執筆スピードを見習っていきたい。

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